弊社神奈川工場のご紹介
投稿日:2020.11.27皆さんはじめまして。
第3回のブログはアイ・シイ・エス神奈川営業課にて担当させていただきます。
第2回のブログでは栃木工場に新規導入した大型洗浄機について紹介しましたが、今回は、国内に3箇所生産拠点を構えるうち、神奈川工場の立地や風景を中心にご紹介いたします。
アイ・シイ・エスの熱処理事業スタートは神奈川。かつては「三菱村と言われている田名(現在の神奈川県相模原市中央区)で産声を上げ、さらなる発展を願い、現在の愛川町に2005年に移転してきました。現在は本社機能もこちらにあります。
主な事業として航空・防衛・宇宙関連の部品へ、熱処理やろう付けおよび溶射を行っております。

厳しいスペック要求に基づき、厳格な設備、検査、作業の管理を行っています。扱うものも高価なものばかり。かつ、お客さまの大切な製品のためとても気を遣います。失敗は許されないため、定期的な教育・訓練の実施や、熱処理技能士の資格取得など、社員一同、日々のレベルアップを目指し、業務に取り組んでいます。
特殊工程というそのものを破壊しなくては結果が分からない=外観や見た目で良否がつかない私たちの仕事を安心していただけるよう、JIS Q9100、Nadcapを始め、航空関連の各種認定を多数いただいております。
正面玄関フロアーの壁にはアイ・シイ・エス神奈川工場の歴史とも言える認定証が飾られ、日々更新されています。

今度は神奈川工場の建屋や、周りの風景などをご紹介します。
神奈川県の面積の約6分の1を占める丹沢山地に囲まれた、のどかな山の上に神奈川工場はあります。
神奈川工場のここがすごい
その1 綺麗な職場環境
熱処理業というと、汗ばむ現場で、煙や炎が散見される職場をイメージされるかと思います。
ですが、アイ・シイ・エスのポリシーは「クリーンな熱処理メーカー」。更に、もともと研究施設であった建屋のため、とても綺麗な工場です。
敷地内には、石畳のある中庭もあって心の癒やしスポットにもなっています。

立地的に丹沢の見晴らしが良く、11月中旬からは丹沢の山壁が赤や黄色に鮮やかに色づき、工場が絶景の紅葉スポットに。冬には綺麗に雪化粧された美しい丹沢を見ることができます。

その2 災害に強い立地
丘の上にある為、昨年の台風19号の際の流域ダム緊急放流の際にも全く被害が無く、水難とは無縁。過去にも大きな自然災害などは受けていません。
その3 自家用車必須の通勤環境
環境がいいと言いうことは実はいいことばかりではございません。そうなんです。通勤には自動車が欠かせません。駅からは遠いのが、後から気付いた実感です。
その4 福利厚生
従業員が安らげる場所としてカフェテリアにはテレビ、自販機、観葉植物を完備しております。
また、駐車場横にはなんとテニスコートがあります。休憩時間や仕事終わりには、皆でテニスをして汗を流します。気持ちも新たにリフレッシュできます。


工場の中も少しご紹介しましょう。
1階が熱処理工場、2階が溶射工場になっています。


この不思議な形の器具は、処理時に使う治具です。
熱処理炉を使用し炉内ろう付けも行っており、難しい処理もこうした治具を作って対応します。


おわりに
次回の神奈川工場のご紹介では、熱処理や溶射についての詳しいご説明を予定しております。
航空機のスペック認証を多数取得し、熱処理の熱い情熱を持ったプロの熱処理集団。皆様のご要望に応えさせてください。お待ちしております。
ご興味いただいた方は、是非お気軽にホームページを覗いてお問い合わせください。
お待ちしております!