栃木工場の紹介
投稿日:2021.02.15皆さんこんにちは。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
第5回のブログはアイ・シイ・エス栃木工場 営業課にて担当させていただきます。
第1・2回のブログで栃木工場洗浄機導入から概略まで説明し、どのような工場と思われた方がいらっしゃいましたので、今回は栃木工場全体の立地・雰囲気をお伝えしたいと思います。


1979年、神奈川からスタート。世の中にコンピューターが出始めコネクター関係の熱処理の需要が高くなり、主要のお客様が北関東・東北方面が多く、毎日のように納品引き取りと物流で大変苦労しておりました。そこで1986年に北関東・東北のお客様をカバーできるよう栃木工場がスタート致しました。
車の便が良く、北関東道 都賀インターから車で3分程の場所にあります。世界遺産の「日光の社寺」が有る日光連山や、周辺には長閑な田畑が広がり、県特産品のとちおとめやビール原材料の二条麦の生産地でも有ります。
栃木県について
栃木県は北関東地方に位置しています。
北関東工業地域の一端を担う(埼玉、群馬、栃木、茨城)
世界遺産日光東照宮や那須などの観光地やリゾート地を有しております。
人口は約194万人(2020年)全国18位
都道府県魅力度ランキング(2020年)なんと最下位!!全国47位



栃木工場に付いて
栃木工場の事業内容は、真空熱処理及びDLC・TiNを始めとした硬質コーティング処理を実施しております。本社神奈川工場は航空機関係の仕事が多いですが、栃木工場では自動車関係の仕事が比較的多く、その他社会インフラ、電気電子関連、医療等多くの産業のお客様とお付き合いをさせていただいております。アイ・シイ・エスは国内に3工場拠点がございますが、規模としては栃木工場が一番大きく【ICSの拠点】となっております。
各種品質システムの認証も多数取得しており、お客様のご要求に対し検討及び検証を繰り返し実施し、品質に関して高い評価を受けております。
熱処理工場
工場見学されたお客様からは、「綺麗な工場だね!」とご評価を多くいただいております。
皆さんのイメージしている熱処理工場とは違い工場内も空調も整っており、また5S活動を継続して実施しており、働きやすい職場環境を日々構築しております。
アイ・シイ・エスの熱処理は、真空及び無酸化雰囲気熱処理で酸化スケールの無い光輝熱処理を得意としております。焼入れ・焼鈍・時効処理・ロウ付け等付加価値の高い商品の処理が可能です。小型から大型の真空炉、雰囲気炉、連続炉等を所有しておりますので、ご要求に合わせた数量と処理内容及び納期にも柔軟に対応する事が可能でございます。



職場は24時間空調管理されたクリーンで快適な環境です。
20~30代の若手社員が多く活躍しており、活気にあふれています。
コーティング工場
1998年に設備を導入しAIP膜(TiN、TiAlN・・・。) からスタート。更なる拡販を目指し2000年にUBM設備を導入、DLC膜を業界に先駆けて生産を開始しました。当時DLCの欠点と言われていた『密着性』の問題について、膜の積層構成から開発し高い密着性を確保出来たことにより、多くのお客様から絶大なる評価をいただきました。F1を始めとしたモータースポーツエンジン部品、量産自動車の摺動部品、家電部品、金型、ゴルフヘッド、時計、医療品等様々な産業のお客様にお使いいただいており、高い評価をいただいております。膜の種類も多数あり、お客様のご要求に合わせたカスタム膜の提供も可能です。耐摩耗性・耐凝着性・耐食性・離形性・低摩擦性等でお困りでしたら、是非お問い合わせください。



厳格な品質管理体制と、お客様のご要求に対しタイムリーに新しい技術を提案し、信頼関係を構築しております。また表面改質のスペシャリストの育成にも多くの力を注いでおります。
工場周辺のグリーン化活動
最後になりますが、栃木工場は工場内及び工場周辺の緑化活動も積極的に推進しております。
春になると桜やつつじがきれいに咲き、近隣住民の皆さまの散歩コースとして癒しスポットとなっております。


最後まで、お付き合いただきありがとうございます。
現在お困りの案件や改善案件等何でもご相談ください。真空熱処理・ろう付け・コーティング・溶射技術でお手伝いできることがあると思います。お気軽にお問い合わせください。