株式会社 アイ・シイ・エス

人から自動化への改革! 栃木工場

投稿日:2021.07.08

いつもご覧いただきありがとうございます。

第8回のブログはアイ・シイ・エス栃木工場 営業課にて担当させていただきます。

近年「多品種少ロット」が当たり前になって来た製造業。

特に弊社の様な【委託加工】を生業とする業種においては、お客様から製品をお預かりし形状・数量を見てから作業に入るスタイルで日々生産活動を行っており、作業に多くの人間が関わります。

しかしながら、少子化・超高齢化の影響や経営環境の様々な変化から【人材確保】が大変厳しくなってきています。

そこで弊社も『このままでは前進が無い!』と、人から自動化への改革を始めました。

今回は委託加工業では少ないであろう『工程の自動化』について紹介します。

製品治具セット自動機

製品治具セット自動機
製品を準備する自動機

最近の部品はキズ・打痕などの外観品質に大変厳しくなっています。従来は従業員やパートがその能力を遺憾なく発揮し活躍してきましたが、その作業の自動化に踏み切りました。

当初は「機械よりも人間が作業した方が早いし、より正確な検査が出来る」「機械と違って、人間ならば想定外の問題が起きてもすぐ対応が出来る」などの否定的な意見が多く聞かれました。

ですが各種展示会や加工メーカーの導入事例などを参考にしながら、自動機メーカーと何度も打合せを行って導入することができました。

上にあります製品治具セット自動機は、メーカーの専用トレーに入ってきた製品を、弊社専用の熱処理ケースに自動で移載・整列する装置です。

時間あたりの処理スピードは人の手の方が少し早いですが、人間よりも長い時間連続して作業をし続けられる上、人間が作業するとしばしば発生する製品同士の接触が原因となるキズ・打痕の心配も無くなりました。

結果として2人分の作業量を自動機で行い、“安全で安定した生産”が出来る様になりました。

外観検査自動機

外観検査自動機

外観検査自動機はコーティング後の製品を複数のカメラで撮像し、外観検査を行っています。

従来は人の眼で確認していましたが「技量による判断の差」「製品落下などのヒューマンエラーに起因する不良」を無くすことが出来ました。

お客様への安定した品質の供給に一役買っています。

何より従業員と違って、機械には就業時間の縛りがないのも魅力的な点です。

自動機を動かすのは人間

手作業が必要なロウ付けの準備作業
ロウ付け品の準備

さて、ここまで人から機械へと作業を自動化する話をしてまいりました。

しかしながら機械はあくまで人間が使う道具です。

「どんなに技術が進んでもこれだけは変わらねえ。機械を作る奴、整備する奴使う奴。人間の側が間違いを起こさなけりゃ機械も決して悪さはしねえもんだ」(機動警察パトレイバー the Movieより) という言葉が端的に示すように、斯様に高度に発達した機械やロボットであろうと、取り扱うのは「人間」です。

弊社の誇る生産技術部門は、試作・最善な作業方法・必要な治具を検討してお客様の要望に応える製品作りを目指しています。

加工工程が見えてきたら、次は営業部隊・生産部門・品質保証部門・そして先述の生産技術部門により「自動機導入プロジェクト」を立上げてメーカーと協議を行い最適な自動機を導入して、お客さまからお預かりした製品の加工をスタートします。

弊社での人から機械への自動化の流れはまだまだ動き出したばかりです。

今後も様々な角度から「ものづくり」を考えて、人間と機械の協業によって生み出すことの出来る「次世代の安定した品質、安心できる生産」を目指します。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。

真空熱処理・ろう付け・コーティング・溶射について、疑問点・お困り事などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

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