株式会社 アイ・シイ・エス

お問合せ例をご紹介!

投稿日:2022.03.15

いつもご覧いただきありがとうございます。

前回から時間が経ってしまいましたが、第11回のブログはアイ・シイ・エス名古屋営業所にて担当させていただきます。

今回のメルマガでは、名古屋営業所に寄せられた熱処理のお問合せについてご紹介いたします。

ありがたいことに毎日様々なお問合せをいただいておりますが、その中からお問合せの頻度や、ご提案の為にお伝えいただきたい事を筆者の独断と偏見でピックアップしてお届けしたいと思います。

1. 寸法・数量・鋼種について

当然ながら最も多いお問合せは寸法・数量・鋼種についてのお問合せになります。

まずは処理寸法の目安に、弊社の保有する熱処理設備を簡単にご紹介いたします。

設備 真空炉 雰囲気炉 コンベア炉
保有台数
17台
12台
7台
小型炉ワーキングゾーン
300×380×200 [mm]
(Width×Length×Height)
150×200 [mm]
(φ×Height)
170×50 [mm]
(Width×Height)
大型炉ワーキングゾーン
1,240×2,050×900 [mm]
(Width×Length×Height)
1,000×1,900×900 [mm]
(Width×Length×Height)
300×150 [mm]
(Width×Height)
一室式、二室式、三室式、油槽付きなど
低温、真空パージ、減圧式など

国内最大級の真空炉を含め、多数の熱処理炉を保有しておりますので、サイズでお困りの際は是非お問い合わせください。

三室式横型熱処理炉
三室式横型熱処理炉
アピールポイント吹き出し
T-108 真空パージ炉
一室式熱処理炉
真空パージ雰囲気炉・一室式熱処理炉

※小さな物から大きな物、試作品、単発品、小ロットから大ロットまで対応可能!

続いて数量と鋼種のお問合せの際に是非お伝えいただきたい情報をご紹介します。

  • 材質
  • ご支給時の寸法・形状
  • ご支給時の数量
  • 必要な熱処理の用途
    • 焼入れ(硬くする)
    • 焼戻し(強靭にする)
    • 焼きなまし(加工しやすくする)
    • 焼ならし(組織を均一にする)

サイズの大きな製品を歪まないように熱処理するためには、材質はもちろんですが、どのような用途・条件での熱処理が必要なのかという事と、ご支給時の寸法が重要になってきます。

特にスペック要求が有る熱処理では、寸法の違いによって処理内容が変わる事もありますので、上記の情報をお伝えいただく事で最適な方法をご提案いたします。

2. 光輝熱処理とは?

弊社のホームページでもご紹介しているのですが、意外と多いのがこちらのお問合せです。

光輝熱処理とは、真空中や不活性ガス雰囲気中で熱処理することによって、処理前の金属光沢が残った状態で熱処理されるものです。

素材表面が酸化しないことから無酸化熱処理とも呼ばれ、完成形状での熱処理など着色や酸化による変質を抑えたい場合におすすめの熱処理です。

アイ・シイ・エスの熱処理は、『光輝熱処理』が基本となっておりますので、着色のお悩みなどがありましたら是非お試しください。

光輝熱処理後の熱処理加工品
光輝熱処理後

3. おわりに

最後までメルマガをご覧いただきありがとうございます。

一口に、熱処理と言っても様々な熱処理が有ります。熱処理に関する疑問、不安な事、要望など御座いましたら、是非ご連絡ください。

ホームページのお問い合わせフォーム、電話、FAXにてお気軽にお問合せください。

ご連絡お待ちしております!

遅ればせながら本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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