株式会社 アイ・シイ・エス

アイ・シイ・エスの熱処理 (硬化・焼鈍)

アイ・シイ・エスの熱処理は全て表面が光り輝く光輝熱処理専門です。

製品の中味も、外観もレベルアップを心がけています。

熱処理炉が、製品に光沢を持たせ、美しく仕上げるパワーを持っています。

硬化 (時効硬化・析出硬化・焼入れ・焼き戻し)

材料を強くしたり、硬くしたりすることが硬化です。

硬化には焼き入れ、焼き戻し、析出硬化、時効硬化など材料に対してどのような特性を持たせるかにより 処理方法が異なります。

焼鈍 (歪み取り、アニール)

加工して硬くなったものを軟質にすることが焼鈍です。

これにより、その材料本来の性質に戻ります。

また、金属加工で生じる残留応力の除去も行います。

熱処理に伴って現れる現象

熱処理は材料の性質を知って熱処理を行わないと、思わぬ不都合を発生します。

当社では、現場の作業担当者のほとんどが、熱処理技能士の資格を持っています。

SUS304系のC%と粒界腐食領域

SUS630, 631の時効処理による伸縮変化量

析出硬化型ステンレス鋼の代表 SUS631の温度と性質

温度 現象
高温
低温

1400℃以上

融点

1000~1100℃

固溶化熱処理温度

様々な析出物を溶け込ませる処理

955℃

(RH前処理)

オーステナイト調整処理

オーステナイトを不安定にする処理

=マルテンサイトをできやすくする処理

=Ms点上昇処理

760℃

(TH前処理)

オーステナイト調整処理

(炭化物を析出させてマルテンサイトを出来やすくする処理)

565~595℃

(TH1050~1100)

析出させて固くする処理

510~595℃

(RH950~1100)

析出させて固くする処理

16℃

マルテンサイト化処理=固い素地を作る処理

-70℃(RH)

サブゼロ処理

マルテンサイト化処理=固い素地を作る処理

arrow_upward PAGE TOP